健康ニュース 特別号 2001年10月26日送付 発行部数 868
**********************************************************************
<本号の目次>
第23回日本健康増進学会特集
▼ TOPニュース
▼ 学会長挨拶
▼ 日程案内
▼ 会場案内
▼ ライブ中継案内
▼ オンデマンド発信案内
▼ その他
**********************************************************************
▼【TOPニュース】
・「健康づくり.net」(健康づくり ドット ネット)
−インターネットライブ中継を実施−
あなたも日本健康増進学会に参加できます。
遠隔地や、仕事の都合などで参加できない学会員は勿論、一般の方々にもリアルタイムに広く活動を公開します。21世紀のあなたの健康をつくる日本健康増進学会にご参加ください。是非、メール仲間にも広く呼びかけをお願いします。
アクセスポイント − 「健康づくり.net」
InternetExplorer5.0以上であれば、アドレスバーに直接「健康づくり.net」(.netは英小文字)と入力、それ以外のブラウザであれば「http://www.health-jp.net/academic.html 」と入力してアクセス!
放送日時につきましては 下項目▼【ライブ中継案内】をご覧下さい。
**********************************************************************
▼【学会長挨拶】
・ 第23回日本健康増進学会学会長挨拶
「健康夢ビジョン」 学会長 河村剛史
21世紀の最初の年に第23回日本健康増進学会を開催できることは、誠に光栄に存じます。
本学会の開催場所に淡路夢舞台国際会議場を選んだ理由は、7年前の阪神淡路大震災の震源地であったことです。大震災を機に日本にも命の危機管理意識が芽生えましたが、その後に、社会不安を増長する事件が増えてまいりました。9月11日にはアメリカ同時多発テロ事件と日本では狂牛病の発生が起こり、見えない敵(病気)から国民の命を守る国の危機管理責任が問われ、同時に個人にも自己防衛責任が求められています。
健康に関しても、2000年から「健康日本21」がスタートし、1次予防を中心とした正しい生活習慣の啓発による国民の数値目標が掲げられ、全国的な啓発運動が展開されています。こうした国民運動は、個人個人の自己責任に基づいた生活習慣病予防であり、それに伴う国民医療費の増加の抑制が目的です。20世紀後半からの生命科学は、還元主義的志向で進み、2001年のヒトゲノム解読の金字塔を打ち建て
、「ポスト・シークエンス時代」に突入しました。21世紀は第4次産業革命ともいえる『生命革命』に向かって生命科学技術の発展が進行していきます。こうした生命科学技術が人間の病気の解明と予防に貢献できても「なぜ人間は健康でなければならないか」の本質的な健康ビジョンを示すことはできません。
本学会のメインテーマである「健康づくりは人づくり、国のいしずえ」は、健康づくりとは国民の一人ひとりが自立した生き方をすることが、独立国のあるべき姿であると考えたからです。健康とは、人間の生きる喜びを感じる心の身体感覚であり、身体から感じる“心地よさ”がそのバロメーターなのです。21世紀型の学会のあり方として、教育講演、シンポジウム、学会長講演、鼎談、心肺蘇生法講習会
、脊椎ストレッチウォーキングなどをすべて健康づくり関係者のみならず一般市民にも公開し、すべての参加者が本来の健康のあり方を感じとれるような異種空間を演出したいと考えています。
もう一つの試みとして、情報公開をキーワードにITセッションのみならず、学会中の教育講演、シンポジウム、学会長講演を全世界にインターネットを通じて同時発信する試みに挑戦したことです。学会の役目としての社会啓発は、その公開性にあるものと信じております。学会終了後には、インターネットによるオンデマンド発信にあわせて、CD-ROMの作成も予定しております。
学会前日のシンポジウムを含め、多くの健康づくり関連団体が淡路夢舞台に終結し、それぞれの立場での「参画と協働」により大きな成果を上げられるものと確信しております。
淡路夢舞台での皆様との直接の出会い、参加できない人とのインターネットを通したネット上での出会いを大切にして、21世紀に向けて「健康夢ビジョン」を発信したいと思っています。さあ、一緒に出発しましょう。
---------------------------------------------------------------------
▼【日程案内】
・学会日程
11月1日(木)、11月2日(金)本学会、10月31日(水)学会開催
詳しくは、兵庫県立健康センターホームページ( http://www.hyogohsc.or.jp/ )の学会予定をご覧下さい。
---------------------------------------------------------------------
▼【会場案内】
・兵庫県立淡路夢舞台国際会議場
会場のご案内は淡路国際会議場ホームページ( http://www.yumebutai.org/ ) をご覧下さい。
--------------------------------------------------------------------
▼【ライブ中継案内】
・ライブ中継放送時間及び内容
11月1日
9:30〜 9:50
開会式
10:00〜10:50
教育講演1「21世紀の医療のすがた」
東京大学名誉教授 渥美和彦
11:00〜11:50
教育講演2「生活習慣病と保健婦活動」
慶應義塾大学看護医療学部教授 久常 節子
14:30〜15:20 教育講演3「生活習慣病と世界の食文化」
京都大学名誉教授 家森幸男
15:30〜18:00
兵庫県医師会主催シンポジウム
基調講演「生活習慣病と健康長寿文化」
国立がんセンター名誉総長 杉村隆
シンポジスト 杉村隆、渥美和彦、家森幸男、久常節子
11月2日
11:00〜11:50
学会長講演「長寿の道は、自立自尊」
学会長(兵庫県立健康センター所長) 河村剛史
13:00〜17:00
ITフォーラム21
特別講演「医療のIT革命に対する提言」
防衛医科大学医用電子講座教授 菊地眞
講演
グランソール奈良・医学博士 畠山雅之
ユーメディックス(株)代表取締役 辻村拓夫
大阪中央病院健康管理センター室長 渡辺昭典
名古屋大学医学部保健学科 津坂昌利
---------------------------------------------------------------------
▼【オンデマンド発信案内】
・オンデマンド発信(予定)
学会開催中におけるライブ中継だけでなく、終了後も長期にわたりにあなたの見たい情報を見たいときに・・・。オンデマンドに情報を公開します。また、ライブ中継できなかった内容についてもご覧いただけます。アクセスポイントは「健康づくり.net」を予定(変更する場合があります)しています。
発信期間などにつきましては、学会終了後、本電子ジャーナル、ホームページなどでアナウンスさせていただきます。
---------------------------------------------------------------------
▼【その他】
・プロシーデングスのCDでの配布(予定)
講演集は勿論、講演者、発表者のご承諾をいただき、コンピュタープレゼンテーション時にご使用いただきましたスライドファイルなどの記録をCDにて配布(実費)する予定です。
配布日などにつきましては、学会終了後、本電子ジャーナル、ホームページなどでアナウンスさせていただきます。
---------------------------------------------------------------------
▼【お願い】
このメールマガジンは、健康づくりをテーマに兵庫県立健康センターが編集し、不定期(月1回程度)に発行します。本号は個人811件、団体57件の合計868件の方々に送付させていただきました。誠にお手数ですが貴メールアドレスへのマガジンの送付停止につきましては、下記メールアドレスに連絡いただきますようお願い申し上げます。
我々は多くの方々の健康づくりに少しでも寄与できればと考えております。インターネットにつきまして、未熟な我々がメールマガジンを発行できるのも、皆様方のご協力の賜物と感謝いたしております。今後ともご協力、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
**********************************************************************
兵庫県立健康センター
〒658-0081神戸市東灘区田中町5丁目3番20号
TEL: (078)441-2234
FAX: (078)441-2149
URL: http://www.hyogohsc.or.jp/
mail: mail@hyogohsc.or.jp
**********************************************************************
Copyright (C) 2004 Hyogo Vitual Health Science Center