毎日一回セルフチェック　年に一度は健康診査

　生活習慣病はこれといった症状もないまま、じわじわ長い時間をかけて発症します。

　しかも、いくつもの要因が重なっておこるため、予防には生活の場で健康状態を長期にわたって観察することが不可欠です。そこで、自分で日々の健康状態との関係で、生活習慣やライフスタイルを観察しながら、改善していく知恵と技術を身につけましょう。

　また、専門家による健診は、病気や異常を見つけるために受けるのではありません。健診結果をみて、自分の現在の健康状態や、例えば同じ正常範囲の中でも、経年経過を正しく知り、生活習慣改善の努力の成果を正確に評価するのが目的です。